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思い切って飛び込んだ電子書籍業界でシナジー効果を最大化する

  • 事業職
  • 景山 裕也 (新卒入社・シナジー推進)

※2022年時点の内容です

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入社理由を教えてください。

元々は理系の大学院で微生物関係の研究をしていました。最初は研究職に就こうと考えていましたが、「研究を続けることが全てではないのかも」と考えるようになり、「やれること」ではなく「やりたいこと」に就活の軸を切り替えました。人を笑顔にすることに価値ややりがいを感じていたため、人材系など興味のある業界を手広く見ていました。そんな中でイーブックイニシアティブジャパンを知り、「絶対に面白い!」という直感が働いたんです。

入社の決め手は、大好きな書籍・コンテンツに囲まれて仕事ができ、そこに自分がコミットできることです。選考で関わったすべての方がすごく輝いていて、活き活きと楽しそうに働いていたのも大きな理由です。入社後のギャップは全くなく、社員の優しい人柄やコンテンツへの愛を感じて日々楽しく働くことができています。

担当業務を教えてください。

ヤフーをはじめとするZホールディングスの各種サービスとebookjapanとのシナジー推進に取り組んでいます。外部サービスからebookjapanへの導線を確保し、売上や新規購入者数を最大化することがミッションです。「おトク宝箱」「PayPay STEP」「ズバトク」といったヤフーのサービスと提携する企画の立案・交渉を担当しています。

シナジー推進はebookjapanに新たなユーザーを集客するための重要な業務です。さまざまな外部サービスと提携する中で、どうすればebookjapanのコンテンツをより多くのユーザーに届けられるか、その導き方を試行錯誤していて、そこにやりがいを感じます。ユーザーだけではなく提携先となる企業のメリットを提示し、提携先と私たちが共に利益を享受できるように様々な調整をすることも大切です。

グループ会社にとどまらない新たな販売チャネルの開拓も担当しています。2022年9月には出前館との合同施策を実現することができました。

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一番印象に残っている仕事は?

入社1年目からヤフーとの連携を担当したことです。あるヤフーのサービスとの連携により、ebookjapanへのアクセスを増やす取り組みをしていたんですが、仕様変更が生じて、こちら側でも新たな対応が必要になりそうになったんです。その中で自分がどう立ち回るべきか、お互いのサービスに最大限メリットをもたらすことのできる改善案がないかを考え抜きました。最終的に私の提案をヤフー側に承諾していただけましたが、自社と取引先の両サービスを尊重して利益を最大化することの難しさを知りました。自分がebookjapanのために何ができるのかを考え、スピーディーに対応できたことが印象に残っています。社内の月間MVPとしてその成果を会社から表彰いただけたのもすごくうれしかったですね。

やりがいや成長を感じる瞬間は?

やりがいを強く感じるのは、自分で交渉したり、仮説をもとに試算したりした施策が、会社の業績として積みあがっているのを見たときです。ユーザーのメリットも提携先のメリットも両立させるのは大変ですが、やはり成果につながったときの達成感は大きいです。

入社のきっかけが「コンテンツが好きだから」だったのにビジネス寄りの仕事を楽しんでいることを意外に思われるかもしれません。ですが、自社サービスで取り扱っているコンテンツを外部サービス上で紹介させていただいたり、そうしたコンテンツを多くの人に届けるための仕事がどれだけ成功したのかを数字で確かめたりできますので、日々やりがいをもって働けています。数字に強い関心があるのは、私が理系出身ということも影響しているかもしれません。

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事業やサービスの強みは?

利用者の多い外部サービスにebookjapanで販売している作品を掲載できることです。提携先サービスのユーザーが飽きずに漫画を楽しめるような施策を常時展開しています。多くのチャネルで、しかも広告的ではない見せ方で漫画の商品を掲載することにより、新規ユーザーの集客に成功しています。ヤフーなどの提携先サービス担当者との関係性もしっかり構築できていますので、いつでもスムーズなやりとりとスピーディーな意思決定ができるというのも強みですね。

ebookjapanで展開される特集のバリエーションが豊富なのも強みです。いろいろな切り口があり、季節ごとのテーマもありますので、ユーザーが飽きずに楽しめる特集がそろっていると思います。

社員の印象を教えてください。

優しくて懐の深い方が多いです。上司も私の意見を入社1年目からしっかり受け止めてくださり、夢見がちなアイデアでも頭ごなしに否定せず、現実的なかたちに落とし込むサポートをしてくださいました。もちろん上司だけでなく、社員全員のそうした性格が会社全体の良い雰囲気につながっていると思います。新入社員がチームの輪に入りやすい空気を作ったり、コミュニケーション上のさりげない気配りをしたりできる方が多いです。漫画好きの社員からオススメの漫画を教えていただけるのも楽しいですね。

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リモートワークについて教えてください。

私の場合、入社初日からリモートワークだったので「どうなることやら」と最初は不安で、家族からも心配されました(笑)しかしそれも杞憂で、家で仕事ができる喜びを知ってしまったので、毎日会社に通勤するイメージはできないですね。仕事でも私生活でもいい意味でリラックスできて快適です。

仕事の進め方としては、まずは朝一で当日のタスクを把握し業務に着手します。会議が1日2~3件あるので、その準備も並行して行います。その中で相談したいことが出てきた場合はSlack等で都度メンバーに連絡しています。業務上のコミュニケーションは滞りなく取れていますが、どうしても気軽な会話は生まれにくいですね。そこはチームでの朝会や新卒の同期との集まりで雑談するなどして補っています。

働き方の制度や福利厚生について教えてください。

福利厚生については在宅環境整備支援(各種備品レンタル)が導入され、仕事の質を向上させるために備品をレンタルすることが可能になりました。オフィスチェアやサブディスプレイを導入できたので非常に助かっています。

働き方については有給休暇が1年目から取得しやすい社風ですね。人財育成制度では、ピアフィードバック(同僚からのフィードバック)という、自分が業務でかかわっている人にアドバイスをもらえる制度があります。匿名で率直なアドバイスをもらえるので成長につなげやすく、毎回楽しみにしています。

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職場としてのイーブックの魅力は?

このサイトを見ていただいているということは、電子書籍や漫画、エンタメコンテンツに興味をお持ちではないかと思います。私もそうでしたが、入社してみて感動したのは、会話の至るところに漫画の名前が入っていたり、「どうやったらこの漫画をより多くの人に買っていただけるだろう?」ということを大人たちが真剣に考えたりしていたことです。「こんな世界があるんだ!」という衝撃を肌で感じられただけでも財産です。そんなebookjapanをもっと盛り上げるために、新卒1年目から輪の中に入っていけるのはすごく楽しいですよ。

リモートワークの体制が整った働きやすい環境で、自分が好きな漫画・コンテンツのことをこんなに一生懸命考えることのできる業種はなかなかありませんので、職場の大きな魅力だと思っています。

会社で今後やってみたいこと、成し遂げたいことは?

シナジー推進における新しいチャネルの開拓です。私が担当しているチャネルは、すべて先輩社員の皆さんが培ってきたものです。それを成長させていくのが現在の私の役目ではありますが、やはりこのチームに所属しているからには、シナジーの新たな軸となるチャネルを自分でも開拓したいです。

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個人としての目標、キャリアビジョンは?

これから知識や経験をさらに蓄えていくフェーズに入りますが、インプットした情報を後輩や他のメンバーのためにしっかりとアウトプットしていける存在になりたいです。マネジメントにも興味があるので、いつかチャレンジしてみたいですね。そのためにもまずはプレーヤーとしての成果を着実に残していきたいです。

入社を検討している人へのメッセージをお願いします。

新卒で就職活動をしている方にお伝えしたいのは、『やらないといけないこと』だけでなく『やりたいこと』もしっかり検討してほしい、ということです。私は研究職という選択肢がありながらも、好奇心のまま電子書籍業界に飛び込みました。勇気を出して一歩踏み出したことで、就職活動中には想像もつかなかった楽しい仕事ができています。一度きりの人生なので、しっかりと自分と向き合って納得のいく進路決定をしていただきたいと思います。

そのうえで私たちの会社への就職を検討してくださっている方にお伝えしたいのは、電子書籍業界は成長の真っ最中であるということです。「そんな業界の成長に負けずに自分も成長したい」という熱意のある方をお待ちしています。コンテンツが好きな方は世の中にたくさんいますが、コンテンツを仕事にできる人はそう多くありません。実際に入ってみなければ分からないことや、いち読者としては得がたい学びや視点がたくさんあります。そういったことに興味をお持ちの方にご入社いただけたらとてもうれしいです。

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