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企画者のアイデアを理想の形にして快適で楽しいアプリを提供する

  • 技術職
  • Le Bao Linh (新卒入社・アプリ開発)

※2022年時点の内容です

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入社理由を教えてください。

日本に留学してプログラミングの勉強をしていたため、IT企業に絞って就職活動をしていました。いくつか企業を調べるうちにイーブックイニシアティブジャパンを知り、自分ができることと好きなことの二つが重なっていたため選考に応募したんです。楽しく働けそうな雰囲気や、出版関係のグッズ・作家さんの色紙が飾られたオフィスもかなり魅力的でしたね。

母国にいる頃から漫画が大好きでした。親が買い集めて読ませてくれて、自分でも漫画を描いていたことがあるんです。日本の出版業界で働くことは幼少期の夢だったので、叶ってうれしかったです。入社後、研修で憧れの出版社に訪問する機会があったのですが、当時の感動を今でも覚えています。

担当業務を教えてください。

iOS版ebookjapanアプリの開発を担当しています。具体的には新規機能の実装や不具合の対応をしています。アプリとバックエンドの中間APIシステム(BFF)の開発も担当していて、バックエンドAPIの仕様を変更したり、バックエンドAPIを通さずに中間APIだけで稼働させることのできる簡単な新機能を実装したりしています。

部署のミッションはebookjapanアプリを世界で一番使われるアプリにすることです。アプリでたくさんの作品を読めるのに、まだそのことを知らないユーザーがたくさんいるので、作品とユーザーの出会いを増やすためにアプリの改良を重ねています。画面に表示する内容やデザインを工夫したり、快適に読書ができるように読書画面(ビューアー)や本棚を改善したりしています。最近では1冊無料でも本棚の「お気に入り」に追加できるような機能改修をしました。ユーザーに快適に利用いただけるよう、アプリの不具合や事故をゼロにすることもエンジニアとしての目標ですね。

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一番印象に残っている仕事は?

2つあります。1つ目は、ebookjapanアプリの新規開発です。2018年にリリースされたんですが、その1年以上前から開発に携わっていました。ゼロからの開発だったことに加え、アプリ開発が未経験だったので課題が多く大変でした。現在のアプリと比べれば、機能も無料作品の数もはるかに少なかったんですが、リリースできた時の達成感は大きかったですね。

失敗もたくさんしましたが、ゼロから調べてメンバーに相談し、自分で開発するという当たり前のことを泥臭く経験できたおかげで、開発に対するプレッシャーや恐怖がこの頃には消えてしまいました。そういう意味でもいいタイミングで貴重な経験ができたと思っています。

2つ目は「ミッションボーナス」というキャンペーンの開発です。「本を開いて読む」「作品をお気に入り登録する」などのミッションをクリアした新規ユーザーに特典をプレゼントするスタンプラリーのような企画です。こうしたゲーム性のあるアイデアは、アプリの新規開発時点からずっとやりたかった企画でした。

ミッションの種類や達成条件など複雑な仕様でしたし、今までにない処理も含まれていてバックエンドで新しいミッション用のデータベースを構築してもらうなど大掛かりな案件でした。複雑なプログラムを正確に作成するのも大変でしたね。特典付与のような企画は法務との相談・連携も必要になるので、そこも勉強になりました。

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やりがいや成長を感じる瞬間は?

ユーザーに直接使っていただけるアプリなので、よい反応が見られるとやりがいを感じます。自分の努力でユーザーに喜んでいただき、リテンション率や売上といった数字が伸びた時はうれしくなります。

デザイナーや企画担当者のアイデアを理想通りに実現できたとき、デザイナーも企画担当者も喜んでくださるのもやりがいです。エンジニア目線で意見やアドバイスを伝えることもありますが、様々な制約がある中で理想通りの企画を実現するのは難しいことですので、それができたときには強くやりがいを感じます。

私は入社7年目で社歴が長く、アプリ開発からバックエンドのことまで幅広く把握しているので、そういった部分で頼っていただけると成長を感じます。エンジニアは新しいことを勉強し続けなければ務まらない職業ですので、続けているうちに成長できたんだと思います。これからも成長していきたいですね。

事業やサービスの強みは?

アプリのデザインと機能がシンプルで使いやすいことです。「編成」と呼ばれる書店員のようなメンバーの情熱もサービスの強みですね。漫画が大好きで詳しいメンバーが集まっているので、企画で連携するときにも熱量を感じますし、オススメ作品として表示する漫画をユーザーの立場に立って選んでくれるんです。

あとは、LINEマンガ(運営元:LINE Digital Frontier株式会社)との提携によって、オリジナル作品や技術を2社間で連携できるようになり、これから新しいことができるのではないかと思います。ユーザーにとってもサービスの充実につながりますし、エンジニアとしても開発のやりがいが増しそうなので、これからの強み・魅力に感じますね。

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社員の印象を教えてください。

みんな優しくて、ちょっとした気遣いのできる方ばかりです。漫画が大好きな人も多いですね。新しい作品を紹介してくれる人もいて日々楽しいです。雑談やプライベートの話もしやすいので、なかなか良好な関係だと思います。

業務に関して言えば、アプリチームでは「企画」「デザイン」「エンジニア」など自分の領域だけにこだわらず、エンジニアがデザインのアイデアを出すなど、全員がフラットにアイデアを出し合っています。お互いを尊重し合い、自由に楽しく仕事ができる社風がありますね。何かをお願いして嫌な顔をされたこともありません(笑)

リモートワークについて教えてください。

個人的には「もうリモートワークなしの生活には戻れない」というくらい自分に合っている働き方だと思っています。移動時間や疲労がなくなり業務に集中しやすくなりました。リモートワーク手当が支給されるのもありがたいですね。

コアタイムなしのフレックスタイム制が導入されるなど、ワークライフバランスが取りやすくなって業務効率が上がったと思います。周りに人がいないから開発に集中しやすいのもメリットですね。他の方と雑談できないのはちょっと寂しいですが、定期的にビデオ通話で雑談会をすることでコミュニケーションの量を補っています。

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働き方の制度や福利厚生について教えてください。

健康保険組合の福利厚生で、旅行や映画などのレジャーの割引特典を受けられるのがありがたいです。会社に社内懇親会費の制度もあり、それも活用しています。アプリチームの交流会では何人かでオンラインゲームの対戦をし、私はそれを観戦して楽しんでいました。

人財育成だと、新卒入社へのサポートが充実しています。部署の教育担当と新卒サポーター、最低でも先輩社員2名からのサポートが受けられるんです。入社1年目にはすごく助かりました。部署の教育担当者が業務を中心にサポートしてくれ、新卒サポーターが会社全体や他部署のことを教えてくれたので、入社したての頃に必要なサポートをバランスよく受けられました。

私も新卒サポーターになったことがあるんですが、相談する側から相談される側になって得られる気づきもあって勉強になりました。若手と中堅がお互いに成長し合える制度だと思います。

職場としてのイーブックの魅力は?

メンバーの人柄が一番の魅力だと思います。人だけでなく、福利厚生や働きやすさの面でも満足できる職場ではないかと思います。

働きやすいながらも、みんなが責任感を持って働いています。CEOの将峰さんがよく「ゲームのルールを守って勝つ」と話していて、私たちのバリューにも「自由と責任」とあるくらいです。しっかりルールを守って楽しく働くことが業績向上につながるのではないかと思います。

漫画好きにとっては漫画に関係のある仕事というだけでも魅力的だと思いますが、開発が好きな人にとっても、定期的に社内ハッカソンが開催されたり、技術に関する情報共有が活発だったりと、楽しく切磋琢磨し合える職場だと思います。

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会社で今後やってみたいこと、成し遂げたいことは?

まず、アプリには改善すべき要素がまだまだあるので、更なる改善を重ねていきたいです。アプリならではの魅力として「ミッションボーナス」のようなゲーム要素をもっと取り入れて、電子書店アプリでしかできないような体験をユーザーに提供したいです。ebookjapanサービスにWEB版とアプリ版の2つの選択肢がある中で、アプリにしかできない体験を提供し、アプリユーザーを増やしていきたいですね。

個人としての目標、キャリアビジョンは?

エンジニアとして今できることをマスターしていきたいです。バックエンドをはじめ他の領域でも開発ができるようなエンジニアにもなりたいですね。自分が得た知識やスキルを人に教えられる存在になるのも目標です。

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入社を検討している人へのメッセージをお願いします。

入社後、いろいろな方のサポートが受けられ、安心して仕事を覚えられる環境が整備されていると思います。新しい技術はすぐに試したり積極的に取り入れたりするメンバーが多いので、「漫画はそれほど好きじゃないけど、純粋にプログラミングが好き」といった方にとっても、新しい知識をインプットできる働きがいのある環境だと思います。「漫画が好き」「プログラミングが好き」あるいは「どちらも好き」という想いをお持ちの方のご応募をお待ちしています。

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