person 人を知る

安定稼働するシステムを開発し快適な読書体験をユーザーに提供する

  • 技術職
  • 小林 享生 (新卒入社・バックエンド開発)

※2022年時点の内容です

インタビューイメージ

入社理由を教えてください。

もともとプログラミングに興味があり、情報系の大学を修了しているので、技術職を志望していました。SIerやゲーム業界を中心にみていましたが、当社の企業説明会で「数ある電子書店の中で生き残るための取り組みを画策していく」という話に興味がわき、選考に応募しました。

入社の決め手は、自分に一番合っている会社だと思ったことです。面接では仕事に関することだけでなく、長所や人となりについても深く聞いていただけたので、単なる労働力ではなく人として評価してくださった印象です。エンジニアという就職活動の軸に合致し、成長市場でいろいろな経験が積めそうでもあったので、内定を承諾して入社しました。

担当業務を教えてください。

バックエンドエンジニアのチームで、ECサイトの裏側のAPI開発・保守運用をしています。APIが使うサーバーやデータベースの管理、フロントエンド側のシステムがAPIを参照する際の動作監視も担当しています。APIの新規開発においては、自分でコーディングすることもあります。

チームのミッションは自社サービスを安定稼働させることです。ebookjapanではキャンペーンやサービス改善をいくつも実施し、たくさんのユーザーに漫画をお楽しみいただいていますが、安定したシステムが裏側になければそれはできません。いくらサービスが良くても不具合が発生してしまっては台無しですので、ユーザーに快適にご利用いただくためのシステム運用に取り組んでいます。

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やりがいや成長を感じる瞬間は?

やはりエンジニアとしては、自分の作ったシステムやプログラムがリリースされ、実際に作動しているときのやりがいが大きく、気持ちのいい瞬間でもあります。バックエンドなので間接的ではありますが、顧客体験や売上の向上に貢献できたときにもやりがいを感じます。SNSで自社サービスを検索して良い評判を見つけたときもうれしいですね。

漫画が商材であるというのも楽しいです。エンターテインメントが事業に直結しているため、データベースの中身を見ていても「こんなタイトルの漫画あるんだ!」という発見があったりします。そういう意味でも退屈しない会社ですね。

一番印象に残っている仕事は?

LINEマンガとebookjapanのバックエンド共通化に伴う開発です。私の担当しているシステムはebookjapanにおける本の情報の管理が主な役割なのですが、LINEマンガと協力していくにあたってLINEマンガに本の情報を連携するシステムが必要になったため、その開発を担当しました。複雑な処理でエラーやバグが発生しないよう正確にコーディングし、製作途中の仕様変更に対応しつつ納期を守ることが大変でしたが、自分で制作した商品情報処理システムが大きな案件としてリリースされたことが非常に感慨深かったです。

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当社の事業やサービスの強みは?

ebookjapanサービスにYahoo!Japan IDでログインできることです。ヤフーグループ等が運営するサービスとのシナジー推進施策を実施している期間は、ストアのアクセス数がかなり増えます。これは「Yahoo!Japan IDを持っているがebookjapanを利用したことはない」という潜在顧客の多さの表れではないかと思います。そういったアクセス集中時期にサーバーがダウンしないよう対策するのも開発チームの重要な役割ですね。

サービス運用から書籍データ管理まで、自社でほぼ完結しているのも強みだと思います。当社では出版営業本部による社外交渉がしっかり機能していて、電子書籍取次を介した取引先が少ないですので、出版社との交渉スピードや信頼関係に好影響が出ているのではないかと思います。ビッグデータを活用し、データドリブンなサービス改善を推進しているのも事業の成長に欠かせない要素ですね。

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社員の印象を教えてください。

柔軟な人が多いと思います。「質問しても答えてくれない」といったことは全くなく、私も入社1年目から「知らないのは当たり前だよね」という姿勢で接していただきました。社員の皆さんがいろいろなことを丁寧に教えてくださったからこそ、与えられた仕事をやり抜くことができたのだと思います。

「チームに初めて加入した新卒社員」という私の属性に着目して、新しくアサインされた方の育成・サポートを任せていただいたこともあります。メンバー同士が個性を発揮できるよう役割や立ち位置を見つけ出そうとする姿勢が、チームの柔軟さにつながっていると思いますね。

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リモートワークについて教えてください。

実はコロナ禍になる前から当社では月2回までリモートワークが認められていたのですが、その頃から「自宅でも問題なく仕事できるじゃん!」と感じていました。ですので回数制限なしのリモートワークを以前から希望していたんです。それがついに実現されたので、かなり働きやすくなりました。最初は対面して話せないことにやりづらさもありましたが、2年も経つと慣れてしまいますね。

2022年に入社した方が私と同じAPIを担当することになりましたが、リモートワークでもスムーズに順応している印象です。当社でのコーディングや書籍のメタデータ登録方法は独自の作法がありますが、そういった知識面のサポートは当然させていただいていますし、ランチ会を開催するなどしてメンバー同士の交流促進にも努めていますので、安心してご入社いただきたいですね。

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働き方や福利厚生について教えてください。

総合的にとても満足しています。有給休暇が取得しやすい社風ですし、夏季休暇が有給休暇として5日間もらえるのもありがたいです。チームメンバーにも恵まれましたし、社風として休みを取ることが悪いことのように思われていないのも良いと思います。

職場としての当社の魅力は?

人柄が良くて実力を伴った人たちと仕事ができることです。自分よりも技術力の高い先輩社員たちが意欲的に開発をする姿勢はかなり刺激になり、いつも学ばせていただいています。業務でもさることながら、定期的に開催される社内ハッカソンでもそれを強く感じますね。モノ作りが好きなエンジニアが多い印象です。

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今後の目標は?

バックエンド一筋でしたので、他の技術やプログラミング言語を使ったり、別のシステムに携わったりしたいです。実際にバックエンドとアプリ開発を兼務している方がいて、開発グループのマネージャーもそうした希望を歓迎してくださる方なので、今後ぜひ挑戦したいですね。

自社のシステムについて「この人に聞けば何でもわかる」というエキスパート的な存在になることも目標です。ebookjapanサービスだけを見ても膨大で複雑なシステムですし、細部まで掘り下げると発見が尽きません。当社で働くことで知的好奇心が刺激されている実感がありますので、これからも知識を広げ、メンバーに頼ってもらえる存在になっていきたいです。

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入社を検討している人へのメッセージをお願いします。

「新卒で入る会社として間違っていなかった」というのが入社5年目での等身大の気持ちです。もちろん個人差はあると思いますが、長く働ける会社に入りたいと思っていた自分にはぴったりの会社でした。個人の強みを引き出していくことがチームのスタンスですので、これから入社される方にも個性を発揮してご活躍いただけるのではないかと思います。相性が良さそうだと感じた方は、ぜひ選考に応募してみてください。

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