SYMPOSIUM 開発チーム座談会 ※2022年時点の内容です

eBOOK Initiative Japan(以下、イーブック)への就職を検討している方に、
どんな会社なのかを知っていただくために、電子書籍アプリの開発に携わる社員4名が集い、
会社の魅力を本音で語りました。

member

戸田 悠斗さん イメージ
2019年 新卒入社
戸田 悠斗 とだ ゆうと
ebookjapanアプリ(Android版)の開発を担当。
Le Bao Linhさん イメージ
2016年 新卒入社
Le Bao Linh れ ばお りん
ebookjapanアプリ(iOS版)の開発を担当。
髙尾 和世さん イメージ
2015年 中途入社
髙尾 和世 たかお かずよ
ebookjapanアプリの企画、進行管理を担当。
熊添 勇人さん イメージ
2020年 中途入社
熊添 勇人 くまぞえ ゆうと
バックエンドとebookjapanアプリ(Android版)の開発を兼務。

日々の業務

みなさんの業務内容を教えてください。

戸田さん イメージ

戸田

私はエンジニアとしてAndroid版アプリを開発しています。主な業務は、企画担当者が書いた仕様にあわせて新規機能を実装すること、バグの修正、メンバーが書いたコードのレビューです。あとは、お客様からのお問い合わせのうち、特定条件での不具合や細部の仕様確認といった開発者しか対応できない内容については、調査・修正をしたり、対応手順のご案内をしています。
リンさん イメージ

リン

私はiOS版アプリの開発を担当しています。業務内容は戸田さんと同じく新規機能の実装や不具合の対応をしています。アプリとバックエンドの中間APIシステム(BFF)の開発も担当していて、バックエンドAPIの仕様を変更したり、バックエンドAPIを通さずに中間APIだけで稼働させることのできる簡単な新機能を実装したりしています。
熊添さん イメージ

熊添

私はバックエンド開発が主務ですが、Androidアプリの開発も兼務しています。アプリについては戸田さんと同じ業務内容です。バックエンドに関しては、新規案件が発生した場合に企画担当者やアプリエンジニアたちと「こういうAPIが必要だね」といった話をしたうえで、どんどんシステムを開発していく作業をしています。
髙尾さん イメージ

髙尾

私はebookjapanアプリの企画全般を担当しています。新規機能やキャンペーンなどの施策を検討して、その開発をスクラムチームのエンジニアに依頼するのが主な業務です。

スクラムというのはイーブックが採用している開発手法ですね。具体的にはどんな方法ですか?

髙尾さん イメージ

髙尾

スクラム開発は、エンジニア、デザイナー、企画など、異なる職種のメンバーが1つのチームとなって、スプリントとよばれる短い期間で区切りながら成果物を出していく開発手法です。
私たちのチームの開発の流れとしては、まずサービスにどういう課題があるのかを調べます。次に、その課題を改善するための施策を、企画担当とデザイナーが中心になって考えます。施策が決定したら、それをエンジニアの皆さんに開発・実装してもらい、成果物としてリリースします。リリースから一定期間が経ったら施策の効果を検証し、次の改善点を検討するまでが1つのサイクルです。これを繰り返して、プロダクトの品質を高めていきます。

様々な職種のメンバーと仕事をするのですね。他の開発手法と比べて、スクラム開発はどこが優れていると感じますか?

髙尾さん イメージ

髙尾

短期間で成果物をリリースしやすいことですね。市場の変化についていけるよう、スピード感をもって改善を進めていくために、なるべく短いサイクルで成果物を世に出せるやり方だと思います。極端な例ですが、あるときポロッと出たアイデアであっても、デザイナーがその日にサッと施策をまとめてくれて、そこからエンジニアもすぐに着手してくれて、1週間後にはもう成果物をリリースできる、なんてこともあるくらいです(笑)スピーディにリリースできるのはスクラム開発ならではの強みだと思いますね。
戸田さん イメージ

戸田

私も1週間というスプリントの中で柔軟に動けるのが良い所だと思います。例えばアプリを自分で使っている時に「なんかこの辺の動きが変かも。ちょっと改善したいな?」と思ったら、改善案を自分から提案できますし、そのときの業務量にあわせて開発・修正を担当することができます。そこは特にやりがいを感じるところでもあります。

熊添さんは前職でもスクラム開発を経験しましたか?

熊添さん イメージ

熊添

あ、いえ。私が新卒で入った会社では、すべてのリリース予定をユーザーに告知した状態で開発を進めていました。遅れが絶対に許されない開発体制だったんです。イーブックに転職して思うのは、髙尾さんと戸田さんからもあったように、柔軟に動けること。それによって健康を維持しつつ高いパフォーマンスを発揮し続けられること。
このあたりがスクラム開発の強みだと思います。

他の開発手法とは違った強みがあるのですね。イーブックは、業務の中で提案がしやすい環境だと感じますか?

戸田さん イメージ

戸田

はい。企画担当者に向けて自分のアイデアを自由に書くことのできるページもありますし、毎週ある施策共有会でも、今後の施策について意見を自由に伝える時間が設けられています。実際に開発をするうえでも、仕様についてデザイナーと相談しながら「こうした方が良いと思います」っていう提案をすることもありますね。
髙尾さん イメージ

髙尾

そうですね。私の立場からも「こういう仕様でお願いします」と言ってエンジニアに開発を依頼するわけですが、その際にエンジニアから提案を返していただくことはよくあります。細かい仕様を決めるにあたっては、どうしてもエンジニアでなければ分からない部分って結構あるんです。専門的な立場から提案をいただけることが日々ありがたいなと思っています。

学びと成長

つぎに、仕事を通しての成長や働きがいについてお聞かせください。エンジニアからみてイーブックには学びの環境があると感じますか?

リンさん イメージ

リン

そうですね。新卒入社の方について毎年変わらないところだと、入社したらすぐに新入社員研修を受ける。それが終わったら配属先でのOJTに入る。そこは安心できる制度ではないでしょうか。他にも「電子書籍を知る会」という社内勉強会が定期的に行われています。誰でも気軽に参加できて、電子書籍にまつわるインプット・アウトプットができます。
戸田さん イメージ

戸田

Zホールディングスが主催する「Zアカデミア」というセミナーやワークショップにも参加できますね。例えば直近ですと、可読性の高いコードを書くための講座があったんですが、新卒で入社した方がそこに参加してくれました。そこでの学びを開発チーム内のミーティングで共有してくれたので、チームでの学びにもつながったんです。
髙尾さん イメージ

髙尾

技術的な内容にとどまらず、デザインから働き方まで様々なセミナーがありますよね。新卒入社の方も中途入社の方も、様々なセミナーに参加できます。

業務外でも学びの環境があるのですね。業務の話に戻りますが、新卒入社したリンさん、戸田さんが業務の中で特に苦労した経験を教えてください。

リンさん イメージ

リン

私はebookjapanアプリの立ち上げ業務ですね。サービスをゼロから丸ごと作るというだけでもとても大きなプロジェクトでしたし、私は当時まだ入社2年目で、iOSの開発経験もまったくなく、ほとんど何も分からない状態でプロジェクトに加入したんです。ですが、そんな中でも資料を読んで勉強したり、同じチームの先輩からやさしく教えてもらったりしたおかげで、なんとか開発を進められました。今ふり返っても頑張ったなぁと思います(笑)自分のやりがいにもなりましたし、新しい技術を導入するための調べ方や勉強の仕方がわかるようになったのも成長として実感しています。
戸田さん イメージ

戸田

私の場合は、大学でプログラミングを学んだことはあったものの、新しい技術を取り入れた開発は未経験だったので、業務に取り組む前は少し不安がありました。ですが、調査の時間を開発工数に含めることもできますし、いろいろ試して、情報をインプットしながら実装することができるので、日々試行錯誤しながら開発できています。すべて自分でできたときは自信になりますし、調べてもわからなかった場合は先輩社員に相談できるので、最大限挑戦させてもらえる環境だと思います。

そんな新卒入社のエンジニアたちは、開発をリードしている髙尾さんにはどう映っていますか?また新人に期待することはありますか?

髙尾さん イメージ

髙尾

よく言われることですが、「わからないことは抱え込まずに質問してほしい」ということ、「待ちにならずに自分でやれることを見つけていってほしい」ということを期待します。中途入社の方はもちろん、新卒で入社したリンさんも戸田さんもなんでも自分で拾って、自らやろうとしてくれているので、とても心強く感じています。入社を検討してくださっている方にはぜひ、そういう気概をもって応募していただけるとうれしいです。

中途で入社された熊添さんは、当社の業務をとおして成長を感じることはありますか?

熊添さん イメージ

熊添

私の場合ですと、バックエンドに加えてアプリ開発のキャリアを新たに積むことができている点で成長を感じています。バックエンド専任で入社した頃は、新規の案件がしばらく続いていて忙しかったのですが、それが落ち着いてきたんです。それから上司との1on1の中で「なにか兼務していきたい」という提案を私の方からおこない、最終的にアプリ開発を兼務することになりました。新たなスキルを身につけることができましたし、アプリとバックエンドを両方みることができる人がチーム内にもあまりいなかった中で、いまは自分が両方こなせるようになってきたので、その強みを活かして開発に臨むことを意識しています。

会社の魅力

最後に、会社の魅力についてお聞かせください。どんな人が多いですか?

リンさん イメージ

リン

優しい人が多いと思います。
戸田さん イメージ

戸田

話しやすいですね!
熊添さん イメージ

熊添

やっぱり人間性と言いますか、人としてしっかりした人が多いなというのは入社した頃からずっと感じています。雰囲気が悪いなと感じるようなことも全くなくて、互いを尊重しあうような人たちが多いので、人のよさというものを一番感じています。

リモートワーク中心の働き方になって、変化したことはありますか?

戸田さん イメージ

戸田

自分の場合、通勤にかなり時間がかかっていたんですが、リモートワークになって通勤がなくなったので、そのぶんプライベートの時間を楽しむことができているのはすごく大きいなと思っています。
リンさん イメージ

リン

通勤する必要がないのがすごく良いですよね(笑)
髙尾さん イメージ

髙尾

新しく入社される方とのコミュニケーションの深め方についても、2020年からリモートワークを継続する中でかなり知見が溜まってきました。お互いの作業の様子を直接見られないことによるやりづらさはどうしても残りますが、毎朝のミーティングや雑談会などを通して情報共有やコミュニケーションを入念におこなっているので、いまは不安なくチームに加わっている方が多いと思います。

最後に、当社で働くことの魅力を自由に語ってください。

髙尾さん イメージ

髙尾

エンジニア志望の方に向けてお話するなら、まず新人のうちからトライできる環境であること。そしてebookjapanサービスがLINEヤフーのサービスの1つであることによって、最先端の技術にふれる機会が多々あること。このあたりが魅力だと思います。
戸田さん イメージ

戸田

そうですね。エンジニアでも企画を提案できる環境が弊社にはありますので、私もそういった開発以外の領域でも活躍できるようになりたいと思っています。電子書籍というものはまだまだ完成されたものではなくて、いろいろな機能や読み方を新たな基準として創出するチャンスがあると思います。そのためのアイデアを出して実際に形にしていくことが、私の最終的な目標ですね。
熊添さん イメージ

熊添

私は漫画とかストーリーというものが好きで、本当は自分でサービスをつくりたいくらいでしたが、それを一人でやるのは難しすぎるなと思いまして(笑)そこから気になるサービスをいくつかピックアップしたうえで、実際にプロダクトを使ってみて、イーブックに決めました。
入社してみて、責任を持ちさえすればかなり自由に動ける点が魅力だと感じました。
兼務についていえば、1つの領域だけを担当するエンジニアとしてキャリアを築く以外にも、自分の意志とスキル、受け入れ部署の状況がマッチすれば希望が通ります。自分が新たに挑戦してみたい領域に社内で挑戦できない場合は転職や副業という選択肢になってしまいますが、イーブックでは本業として挑戦できることが魅力だと思っています。そして戸田さんからもあったように、自分の意見をしっかりとプロダクトに反映できる環境ですので、当事者意識をもって様々な業務に挑戦していきたい方に適した職場ではないかと思います。
髙尾さん イメージ

髙尾

私ももともと読書が好きというのもあったんですが、イーブックを選んだのは本当にたまたま、というかんじで(笑)でも、今すごく業績も伸びてきて、これからも拡大していく分野ですし、ユーザーのすそ野もどんどん広がっていくと思うんですよね。そんな市場状況の中で自分の仕事の成果をバッと世に出すことができるので、そういう意味ではエンジニアの働きがいがあるのではないかと思います。そしてさっき戸田さんからもあったように、漫画の新しい見せ方・読み方というチャレンジがどんどんできる分野ですので、「漫画でなにか新しいことがしたい!」という人にも働きがいのある職場ではないかと思います。
リンさん イメージ

リン

実際に働いてみると楽しいことや勉強になったことがたくさんあるので、入社を検討している方には、イーブックで仕事する日をぜひ楽しみにしていただきたいですね。
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